安くてうまい面接対策

先日アップした<就活のやり方。10個のしてはいけないこと。>に続き、本日も就活生向けに記事を書こうと思う。

就活を進める上で一番の難関はやはり「面接」だろう。書類選考やSPIなどもあるが、比重としては圧倒的に面接が重い。言い換えると、面接を攻略できれば、9割がた事が成ったと言える。ということで、本日は<就活における面接対策>というテーマで書こうと思う。

ただ、あまり小難しいことは求められていないと思うので、即効性のある対策、明日からすぐにでも実践できる事柄について記すこととする。


1.受付は予定時間の1分前に
たまに、面接予定時間よりも随分と早く来社する学生さんがいる。もちろん、遅刻するよりははるかに良いことだし、早く着かんとするその意気や良し、なのだが、ちょっと困る。なぜなら、面接官は面接だけが仕事なのではなく、それとは別に通常業務がある。そして、たとえば面接が15時~組まれているとすれば、15時までは仕事ができるものと想定している。そんななか、14時45分くらいに呼び出されてしまうと、仕事の予定が狂ってしまう。結果、ちょっと早いな・・・と、わずかではあるがネガティブな心境になってしまう。
だから、オススメとしては、10分、15分前くらいに会社に到着したら、すぐに受付に向かうのではなく、予定までロビーやビルの下で時間をつぶそう。そして、予定時刻1分~3分前くらいに受付で担当者を呼び出すのが理想的だ。そうすると、ほほう、なかなかわかってるじゃないか、となり、掴みはOKとなる(はず)。

2.ちょっと考えてよろしいですか?
予想していなかった質問を面接官から投げかけられ、黙り込んでしまった経験が誰にでもあるだろう。当然、僕もある。そんな時に使えるのが、ただ単に口をつぐむのではなく、「ちょっと考えてもよろしいでしょうか?」とひとこと断ることだ。その一言があるだけで、落ち着きや知性を面接官に印象付けることができる。ただ、すべての質問に毎回「ちょっと考えてもよろしいでしょうか?」と言うと、事前になにも考えてこなかったの?と思われてしまうので、面接中1回、多くても2回までにしておこう。

3.問いに対しての適切なお答えになっているかわかりませんが・・・
面接官からの質問に対しての回答が頭に浮かんだものの、質問の答えとはちょっとずれてるかもしれないな、と気になる時があると思う。そんな時は、冒頭、「問いに対しての適切なお答えになっているかわかりませんが・・・」とつけてみよう。上記、「ちょっと考えてよろしいですか?」と同様、落ち着きや知性を印象付けることができる。面接官の立場からいうと、質問と回答にずれがあると、ああ、ちょっとずれちゃってるな、と気になるが、「問いに対しての適切なお答えになっているかわかりませんが・・・」と最初に言われると、たとえ回答がずれていたとしても、不思議と気にならない。むしろ、ちゃんと質問と回答の乖離を認識できているんだな、とプラスにさえなる。是非、試してみてほしい。

4.答えるまで少し間を空ける
自分が事前に想定していた質問を投げかけられると、待ってました!となり、前のめりに答えてしまうのが人の常。それはそれで悪いことではないものの、あまりに回答が早いと、事前に用意してきた回答=マニュアル的な回答、と思われてしまう。だから、心の中では待ってました!と思いつつも、あえて、「うーん・・・」とか「そうですねぇ・・・」と一拍挟んだあとに、言葉を発するようにしよう。そうすることで、マニュアル通りではない本心からの回答であると受け取ってもらえる。

5.ゆっくり話す
ゆっくりと話そう。早口だと、何を言っているのかわかりずらいのと、安っぽい印象を与えてしまう。ゆっくりと話すことで、落ち着きやロジカルな印象を面接官に与えることができる。スマホのレコーダー機能などで自分の言葉を録音してみることで、自分の話すスピードを確認することをオススメする。

上記を受けて、あまりにも表層的すぎない?と思う人もいるだろう。たしかに、表層的だ。本質からはほど遠い。ただ、たかだか30分程度の面接時間で本質を伝えるのは無理だし、そもそも、人が人を判断する軸なんて、表層的なものだ。だまされたと思って、実践してみてほしい。1~5、すべてを実践するだけで、随分と面接の通過率は変わるはずだ。


小林 慎太郎

投稿者: 小林 慎太郎

1979 年東京都生まれ。立教大学社会学部卒。IT企業にて役員を務めるかたわら、自身の言葉や文字で想いを伝えることに対して苦手意識を持っている人を支援するため、ラブレター代筆、プレゼンテーション指導、スピーチライティングなどをサービスとして提供する<デンシンワークス>(dsworks.jp)を運営。 <著書>『ラブレターを代筆する日々を過ごす「僕」と、依頼をするどこかの「誰か」の話。』(インプレス社)